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瀬戸内海側と宇和海に面した地域とでかなり異なる。 瀬戸内海側は、温暖寡雨であり、大きな河川や湖がないため、渇水に見舞われやすい。 なお、内陸部の久万高原では冷涼であり、高原野菜等が栽培されている。 宇和海側は、黒潮の影響を受けて、総じて温暖ながら、台風の関係もあり、降水量は多い。 南国ではあるが、冬季には降雪も年に一二回ある。特に、関門海峡上空を通過した北西の湿潤な季節風が伊予灘をわたり、陸地にあたる地域であるため、佐田岬半島から宇和島市の法華津峠にかけて、降雪を見ることがある。 また、久万高原町などでは、標高の関係から冬場は寒く、かなりの降雪があり、スキー場もある。 台風の直撃は高知県などに比べると、意外に少ない。ただ、台風が、中国地方や日本海を抜けたりする場合、つまり台風の東半分に入った場合、強風で被害が生じやすい。過去、何度か、強風によるかんきつ類の塩害、落果などの被害が発生している。また、県の東部四国中央市ではやまじ風などの現象も観察される。 愛媛県は地理的に東予・中予・南予に三分されるが、産業においてもこれら地域によって大きく様相が異なる。 東予は、四国中央市の紙関係、新居浜市・西条市の化学工業、非鉄金属、産業機械、電機関係、今治市の造船とタオルといった製造業が中心である。 中予は、松山市を中心とした地域で、松山市だけで愛媛県の人口の3分の1を占めており、 政治・経済、商業活動の中心として第三次産業が主力ながら、臨海部には化学工業も発達している。 南予は、かんきつ類や養殖漁業を中心に第一次産業に特化している。 その反面、製造業の集積が貧弱であり、経済基盤も脆弱である。 そのため県や南予の自治体はコールセンターなどの誘致に補助金を支給するようにして企業の誘致を図っている。 農業 県下各地で、かんきつ類が生産され、みかん・いよかんが有名。キウイフルーツ・栗なども有名である。 キウイフルーツ - 生産量日本一 全国シェア約2割 いよかん - 生産量日本一 全国シェア約8割 みかん - 生産量全国2位 全国シェア約2割 はっさく - 生産量全国3位 全国シェア約1割 栗 - 生産量全国3位 全国シェア約1割 ネーブルオレンジ - 生産量全国4位 全国シェア約1割 漁業 燧灘、伊予灘、宇和海という性質の異なる3つの海域に面し、それぞれ独自の漁業が営まれている。 燧灘では、小型漁船による漁業が行われている。かつては、鰯等の好漁場であったが、資源が枯渇しつつあり、 漁獲高も多くない。沿岸部では、海苔等の養殖が小規模ながら行われている。 また、来島海峡などの海峡部ではタイ、デベラ等も獲れる。養殖は盛んではない。 伊予灘では、漁船漁業が中心である。小魚中心。 宇和海では真珠やハマチ(ブリ)の養殖が盛んで、タイの養殖では日本一となっている。 真珠養殖も長らく日本一であったが、大量斃死の影響で、日本一の座から滑り落ちてしまった。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 |
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